マイクロプラスチックが塩にも!?

Bene2021.03.18

 

プラスチックが環境を汚染している問題は、自然に生きる生物だけではなく、私たちの生活にも影響を与えています。

 

これまでの研究では、魚や貝類、野生生物、水道水にプラスチックが検出されていましたが、世界各地で生産される塩にマイクロプラスチックが含まれることが判明しました。

 

身近な調味料である塩から検出されたことにより、この調査結果は世界に大きな衝撃を与え、マイクロプラスチック汚染問題の深刻さが確認できます。

 

今回は、塩に含まれるマイクロプラスチックについてご説明いたします。

 

 

塩にもマイクロプラスチック!?

(画像参照:Greenpeace - Microplastics in Indonesian Sea Salt Samples

 

韓国の研究者グループと環境保護団体「グリーンピース東アジア」の合同チームの調査結果によると、21の国・地域から合計39品目を調査し、そのうち9割以上にあたる36品目からマイクロプラスチックが検出されました。(調査結果

 

検出されたマイクロプラスチックは、1kg当たり平均506個。

 

年間およそ2,000個のマイクロプラスチックを塩から摂取している可能性があります。

 

また、海塩にも岩塩にもマイクロプラスチックが含まれ、特にアジア地域で生産される塩に多く見つかりました。

 

マイクロプラスチックの含有レベルが高い順は海塩→湖塩→岩塩と発表されています。

 

 

精製塩からもマイクロプラスチックが…

 

精製塩は原塩を溶解し、精製したもの。

ろ過などにより塩化ナトリウム成分が99.5%以上の高純度の塩ができます。

 

精製することで、塩化ナトリウム以外のミネラルは除去されるものの、マイクロプラスチックの除去は難しく、今回の調査結果でも精製塩からマイクロプラスチックが検出されています。

 

料理に欠かせない調味料である塩から、日常生活で知らず知らずのうちにマイクロプラスチックを摂取している…という恐ろしい可能性があります。

 

 

私たちの健康と地球環境を守っていく

ために

 

海由来の製品である塩からプラスチックが検出された原因として、河川や海にプラスチックごみが流出していることが大きく関与しています。

 

人々が排出したプラスチックが河川や海に排出され続ける限り、プラスチック汚染の危機は深刻化をたどる一方です。

 

さらに、海中に放出されたマイクロプラスチックを魚が食べるなど、海の生物にも大きな被害を与えています。

 

 

 

海にいた魚介類を食べたり、塩を摂取することにより、人体にもマイクロプラスチックが取り込まれる懸念があります。

 

私たちの健康と地球環境を守っていくためには、日々の生活から一人ひとりがプラスチックごみを減らす意識をすることが大切です。

 

また、プラスチック利用を減らすことも一つの解決策につながります。

 

今回の調査結果では、台湾(精製海塩)・中国本土(精製岩塩)・フランス(天日干しの未精製海塩)でマイクロプラスチックが未検出でした。

 

参考までに、同産地の塩をご紹介します。

 

🌻 フランス産 天日干しの未精製海塩

  「sel fin de Guerande」

 

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🌻 フランス ブルターニュ産

  「ゲランドの塩 海の果実」

 

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