生ゴミ廃棄削減の救世主!コンポスト

Bene2021.03.23

 

過剰包装や使い捨て商品の増加などが原因のゴミ問題。

 

日本での2018年度のゴミ総排出量は年間4,272トンにものぼり、東京ドームに例えると約115杯分に値します。

 

そしてその処理に年間およそ2兆円のお金が使われています。

 

今回は、ゴミ廃棄の問題解決の一つとして「コンポスト」をご紹介します。

 

 

ゴミ問題が引き起こす影響

 

1. 埋立地の不足

排出されるゴミは可燃ゴミであっても焼却後に灰(焼却残渣)が残り、最終処分場へ埋め立てられます。

 

2020年3月時点で、最終処分場の残余年数は21.6年。このままのペースでゴミを破棄し続けると、約22年後にはゴミを埋め立てる場所がなくなります。

 

2. 地球環境の悪化

焼却炉でゴミを燃やした際に二酸化炭素が発生することによって、地球温暖化が進みます。

 

 

生ゴミ廃棄削減の救世主

 

家庭から出るゴミの約3割は生ゴミであることが環境省から発表されています。

 

食べ物を捨ててしまうのはもったいないだけでなく、地球環境にもたくさんの悪影響及ぼしています。

 

生ゴミの問題を解決する一つの手段が「コンポスト」。

 

コンポストとは、家庭からでた生ゴミなどを、微生物や菌の力で分解発酵させてできた「堆肥(肥料)」やその容器のことを指します。

 

廃棄していた生ゴミを堆肥などに再生してくれる便利 & エコアイテムです。

 

 

コンポスト利用

 

コンポストを取り入れることで...

 

◇ 家庭から出る生ゴミを減らせる

◇ 植物の栄養となる堆肥を作れる

 

コンポストは、生ゴミを米ぬかや落ち葉と一緒に土に混ぜ込んで熟成させることで、微生物がゴミを分解して肥料に変えます。

 

ゴミ処理費用と、焼却や埋め立てによる環境負荷を減らし、天然肥料も得られる一石三鳥の方法なのです。

 

生ゴミを減らすことに比例して、廃棄物を燃やす際にでる温室効果ガスの削減もでき、環境保護に貢献します。

 

 

アメリカでのコンポストに関する

取り組み

 

◇バーモント州

2020年7月1日からアメリカ国内初のコンポスト法が施行。

 

州内の全ての住民、レストラン、スーパーマーケット、企業は生ゴミをゴミ箱に捨てることを禁止され、コンポスト利用が義務化されました。

 

バーモント州は土地の7割以上が森林で、農業従事者も多いため、昔から環境保護の文化が根付いています。

 

また、バーモント大学の研究によると住人の72%はすでにコンポストの習慣があり、この法律はスムーズに導入されているようです。

 

バーモント州に次いで、サンフランシスコやシアトルなど他のいくつかの州でも同様の法律が制定されています。

 

 

◇ ニューヨーク

公園や週末の屋外ファーマーズマーケット会場などニューヨーク市内の100箇所以上にコンポストを設置。

 

市中に数多く設置されている「食品廃棄物ドロップオフサイト」にて、住民のそれぞれの家庭内で発生した食品廃棄物を回収し、コンポスト化する取り組みが行われています。

 

自宅に設備を持たなくても、簡単にコンポストができる環境になっています。

 

 

(参照)

【わかりやすい】ゴミ問題の原因とは?現状とその対策 | スマートテック (smart-tech.co.jp)

生ゴミを捨てたら法律違反?!米国初のコンポスト法と日本の自治体で広がる取組み | Operation Green 未来を創る組織のエコシフト

食品廃棄物を活用するコンポストとは?海外でのコンポスト実施例をみる (losszero.jp)

 

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