油を選ぶ基準

Bene2021.05.29

 

料理やお菓子作りなどにも使用する「油」

 

サラダ油、オリーブオイルに菜種油。

 

種類がさまざまで、安価なものから高価なものまであります。

 

何気なく使っている油でも、どのように作られているか、製造はどんな過程なのか知らないことも多いのではないでしょうか。

 

今回は、ご家庭で使う油の特徴や選ぶ際のポイントをまとめました。

 

ぜひ、普段の買い物の参考にしてみてくださいね✨

 

 

1-1. サラダ油

 

食用油の中でも最もポピュラーなサラダ油。

 

サラダ油は複数の植物油をブレンドしたものです。

 

《 原料 》

◆ サフラワー

◆ ぶどう

◆ 大豆

◆ ひまわり

◆ とうもろこし

◆ 綿実

◆ ごま

◆ 菜種

◆ 米

 

直接サラダにかけられることから「サラダ油」と呼ばれています。

 

精製度が高いため、冷えても濁ったり固化しません。

 

 

1-2. サラダ油の懸念点

 

サラダ油の原料には、ほぼ遺伝子組み換え原料が用いられています。

 

原料の大豆・菜種・コーンはほとんどを輸入に頼っており、遺伝子組み換え作物が使われているのが現状です。

 

また、油をつくるときに、「ノルマルヘキサン」という石油系の溶剤を使い、菜種に含まれる99%の油を抽出している点も注意が必要。

 

ヘキサンは、ガソリンやシンナーにも使われ、皮膚や呼吸器などに刺激を与え、生殖機能や胎児に悪影響の恐れがあると言われています。

 

製造段階で、ヘキサン特有の臭いを消すために、油を200℃以上の高温に加熱。

その際に体に良くないトランス脂肪酸が発生します。

 

さらに、業務用などの安いサラダ油には、シリコーンが添加されている場合があるので、できるだけサラダ油の使用を控えることをおすすめします。

 

 

2-1. 菜種油

 

菜種油(なたねあぶら/なたねゆ)は、アブラナ科の植物の一種、セイヨウアブラナから抽出される油。

 

菜種油の一種であるキャノーラ油は、セイヨウアブラナを品種改良したキャノーラ種から抽出したもの。

 

 

2−2. 菜種油を選ぶポイント


1.  シリコーンを使用していないもの


 

泡を少なくする消泡剤として、業務用の揚げ油にはシリコーンが使われています。

 

人体への影響は報告されていませんが、気になる方は避けておいた方がいい添加物です。

 

 


2.  薬剤を使用しない圧搾絞りを選ぶ


 

搾油法は、①圧搾法 ②抽出法 ③圧抽法の3種類。

 

圧搾法は、原料に圧力をかけて、油をしぼり取る方法。

 

抽出法や圧抽法は薬剤を使用するため、薬剤を使用しない圧搾法が◎

 

他に、遺伝子組み換えなし・国産原料のものがおすすめです。

 

 

3-1.  米油

 

米油は玄米から得られる、米ぬか・米胚芽を原料として精製した油。

 

他の油と比較し、油っぽさがなく、酸化しにくいのが米油の特徴です。

 

栄養面でも、細胞の健康維持を助けるビタミンEが豊富に含まれています。

 

オリーブオイルと比較し、その差は3倍以上✨

 

コレステロールの低下に役立ち、ビタミンEの数十倍の抗酸化作用を持つとされているトコトリエノール(スーパービタミンE)も、他の油より30倍以上多く含まれています。

 

 

3-2. 米油を選ぶポイント

 

◆ 国産原料であること。

国産のお米を原料としてることが多いため、サラダ油などと比較しても遺伝子組み換えの心配が極めて低いです。

 

原料が国産のお米を使用しているかをチェックしましょう。

 

 

◆ 薬剤を使用しない圧搾絞りであること。

圧搾法は原料に物理的に圧力をかけて、油をしぼり取る方法で、比較的油分の多い原料(菜種、コーン、紅花など)に使われます。

 

スーパーなどで一般的に安価で売られているものは、コストを抑えて大量生産するために、化学溶剤を使った製法の米油なので、注意が必要です。

 

 

4-1.  オリーブオイル

 

オリーブの果実から得られる油で、パスタや炒め物にも使え、万能なオイル

 

菜種油やひまわり油に代表される種由来の油は搾ったあとに熱を加えたりしてつくるのに対し、オリーブ油は果実を搾ってつくる100%天然の植物油です。

 

 

4−2.  オリーブオイルを選ぶポイント


1.  エキストラバージンオリーブオイル


 

精製していないオイルをバージンオリーブオイルと呼びます。

 

バージンオリーブオイルはオリーブの実からオイルを抽出した後に精製されておらず、栄養がたっぷりで化学薬品などを使用していないため、健康的と言えます。

 

なかでも酸度の低いもの(酸度が低いほど鮮度が高い!)がエキストラバージンオリーブオイルです。

 

一方で、ピュアオリーブオイルは精製され、いくつものオリーブオイルがブレンドされています。

 

品質の良いオリーブオイルでない場合、クセが強かったり酸度が強すぎることから精製の必要があります。

 

パッケージに何も書いていないオリーブオイルはピュアオリーブオイルなので、オリーブオイルを選ぶならエクストラバージンオリーブオイルがおすすめ✨

 

 


2.   遮光容器


 

オイルの敵は酸化。

 

光は酸化を促進するので、きちんと遮光されている容器のものがおすすめです。

 

 


3.  シングルエステート


 

同じ農園で収穫される単一種のオリーブだけを使っているオイルが「シングルエステート」

 

コスト削減のために他の農園のオリーブをブレンドすることも多い中、自社のオリーブのみを使うことはそれだけ生産者の思いがこもっている証でもあります。

 

 

まとめ

 

油にはたくさんの種類があり、料理によって使い分けている方も多いと思います。

 

食材を炒めたり、揚げたり、毎日のように料理で油を使うので、健康にいいものを選びましょう。

 

原料の産地、遺伝子組み換え原料の使用有無、油の絞り方(製法)など、油を買う前にはぜひチェックしてみてくださいね✨

 

 

(参照)

Instagram 油の選び方編 

料理に欠かせない万能選手!サラダ油の特徴と豊富な使い方 | 食・料理 | オリーブオイルをひとまわし (olive-hitomawashi.com)

米油とは?含まれる成分と効果効能!オススメの使い方やおすすめの米油のメーカー | 調味料の百科事典 (kireinasekai.net)

(8)なたね:農林水産省 (maff.go.jp)

九州熊本│有機無農薬野菜・お米の宅配通販 もじょか堂 / [豪州産][Non-GMO菜種] なたね油 (mojoca.net)

業務用の揚げ油にはシリコーンが入っている (imimatome.com)

圧搾しぼり(一番しぼり) | ボーソー油脂株式会社 | お米のチカラで、くらし豊かに (boso.co.jp)

米油って何?|効能・特徴について|オリザ油化 (komeabura.life)

三和油脂株式会社こめ油のはなし|米油から健康的に【三和油脂株式会社】 (sanwa-yushi.co.jp)

【オリーブオイルの違い】『エクストラバージン』とただの『バージン』の違い | Primeshop.jp【プライムショップ.JP】

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