
地球温暖化の原因とされるCO2(二酸化炭素)などの温室効果ガス。
発電したり、車を運転したりなど工業分野での大量に排出してるイメージはしやすいと思います。
しかし、食事からの排出量も著しく、工業型畜産から排出されるCO2やメタンガス(牛のゲップ)は地球上全ての交通手段(車、トラック、飛行機、船舶、列車)から排出される量と匹敵すると言われています。
今回は、食料品からのCO2排出量TOP20でご紹介します。
食品1kgあたりのCO2排出量

1.牛肉 CO2:23.1kg
2.チーズCO2:21kg
3.チョコレート CO2:19kg
4.コーヒー CO2:17kg
5.エビ(養殖)CO2:12kg
6.パーム油: 8kg
7.豚肉 CO2:7kg
8.鶏肉 CO2:6kg
9.オリーブオイル CO2:6kg
10.魚(養殖):5kg
11.ミルク:5kg
12.卵 :4.5kg
13.砂糖:4.5kg
14.落花生:2.5kg
15.大豆:2kg
16.ライ麦:1.4kg
17.トマト:1.4kg
18.トウモロコシ:1kg
19.豆乳:0.9kg
20.バナナ:0.7kg
食品によって温室効果ガスの排出量に大きな違いがあります。
牛肉1キログラムを生産すると、60キログラムの温室効果ガス(CO2換算)が排出されます。
一方、バナナは1kgあたりわずか0.7kgしか排出しません。
2.私たちにできる選択

圧倒的に多い牛肉ならば、
■代替肉(大豆ミート)に置き換え
■週に1度お肉を控えるミートフリーマンデ
ーの選択
■牛乳は豆乳やオーツミルクなどの植物性
ミルクを選択など
毎日の食事の参考にしてみてくださいね。