その日焼け止め大丈夫?海やサンゴにもたらす影響とは

Bene2021.08.18

夏の季節に必需品ともいえる「日焼け止め」

 

私たちを紫外線から守ってくれる便利なアイテムですよね。

 

しかし、便利の裏腹にある調査によると、世界中で年間14,000トンの日焼け止めが海に侵入していると言われています。

 

近年、日焼け止めに含まれる化学物質が美しいサンゴ礁や生態系を破壊し、深刻な問題となっています。

 

 

1.日焼け止めに配合された紫外線吸収剤

■オキソベンジン

 (ベンゾフェノン-3 / BP-3など)

■オクチノキサート

 (メトキシケイ皮酸エチルへキシルなど)

 

これらの有害成分は、海洋生物やサンゴに有毒とされ、パラオやハワイなど多くの地域で販売・使用が禁止されています。

 

 

2.サンゴが破壊されて起こる悪影響

日焼け止めを塗ったまま海に入ることで、日焼け止めとそれに含まれる化学物質が水中に溶け出し、サンゴや海洋生物にとって悪影響を及ぼす可能性があるということが、国際サンゴ礁イニシアティブ(ICRI)の研究により判明しました。

 

オキソベンジンなどはサンゴを白化させ、サンゴの幼生やDNAを損傷・変形させたり、繁殖活動にも影響を及ぼす可能性があると言われています。

 

 

3.珊瑚礁の役割

■海を綺麗に保つ役割

サンゴは木と同様に、二酸化炭素を吸収し、酸素を作り出す働きがあります。

 

酸素だけでなく、ミネラルも一緒に海中へ放出し、浄化作用の役目を果たし、海を綺麗に保ちます。

 

 

■防波堤の役目

サンゴがつくる浅瀬や起伏に富む海底が、大波にブレーキをかけ、自然の防波堤の役割を果たしてくれます。

 

実際に22万人以上が亡くなったインド洋大津波では、甚大な被害が出たスリランカ南部のリゾート地ヒッカドゥワには、一人の死者も出なかった地区があったと言われています。

 

 

4.サンゴや肌にも優しい日焼け止めの選び方

■紫外線吸収剤不使用の日焼け止め(特にオキソベンジン・オクチノキサート・オクトクリレン・エンザカメン)

紫外線吸収剤の含まれている日焼け止めは、パラオではすでに使用禁止されています。

 

■化学物質を含まないノンケミカルの表示があるもの 

 

■ サンゴ礁や遺伝子損傷などに安全な「Reaf Safe」や環境を意識した「Eco-Conscious」の表示があるもの

 

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