東京五輪•パラリンピックのメダルもリサイクル!

都市のゴミは宝の山

Bene2021.09.16

前代未聞のコロナ禍で開催された東京五輪・パラリンピックが無事に終わりました。

 

両大会で授与された金・銀・銅のメダルが日本中の市民によるリサイクル金属で作られたことに改めて注目が集まっています。

 

「メダルがリサイクル⁉︎」と驚かれる方も多いと思いますが、過去の五輪でもリサイクル材料を使った例はあるものの、使用率が限られ、精錬会社による材料の寄付で賄われるのが多かったとされており、市民運動で実現したのは今回が初めてとみられています。

 

今回は、東京五輪・パラリンピックのサステナブルなメダルについてご紹介します🥇✨

 

 

1.オリンピック史上初のサステナブルなメダル

東京五輪・パラリンピック競技大会で使用されるメダルを、全国の自治体やドコモショップで回収を始めた国民参画型プロジェクト「みんなのメダルプロジェクト」を実施。

 

約7万9千トンの小型家電と621万台の使用済み携帯が寄せら、金・銀・銅あわせて約5,000個のメダルに必要な金属量を100%回収を達成しました。

 

この背景には大量廃棄される家電の問題があります。

 

 

2.小型家電の廃棄問題

日本で1年間に使用済みとなる小型家電は65万トンにも上ります。

 

海外へ違法に輸出入してくる資源は高騰の一途となり、違法な不用品回収業者による不適正処理により環境汚染が発生しています。

 

 

3.ゴミにするか、資源にするかは

私たち次第

問題を解決すべく、小型電子機器等の再資源化を促進するために2013年に小型家電リサイクル法を制定。

 

小型電子機器の中には、844億円分もの貴重な金属が含まれ、それらを「都市鉱山(都市にある鉱山)」といい、貴重な資源の一画を担う存在になっています。

 

また、都市鉱山はリサイクルによって回収されるため、森林の伐採や地下水脈の汚染を引き起こす可能性のある鉱山の採掘と違って、環境へ与える影響が少ないのも特徴です。

 

 

4.身近にある資源を大切にすること

メダルプロジェクトが終了した後も、小型家電リサイクル法に基づく回収は行われています。

 

東京2020大会をきっかけに、持続可能な社会を訴求しましたが、大会のためのプロジェクトというイメージに留めず、自分の身近にある小型家電が希少な資源だということをしっかり理解し、私たち一人ひとりが循環型社会の一端を担っていきたいですね。

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