オーバーツーリズム、生態系の破壊…

世界自然遺産が抱える人災

Bene2021.09.23

皆さんは世界遺産登録の目的を知っていますか??

 

環境省の定義によると、世界遺産とは、「顕著で普遍的な価値を有する遺跡や自然地域などを、人類のための世界の遺産として保護、保存し、国際的な協力及び援助の体制を確立することを目的」としています。

 

つまり、世界遺産は私たち人間にとって価値ある遺跡や自然地域を、国際的に協力しあって守っていくことを目的としているのです。

 

しかし、守ることを目的とした世界遺産登録も、その土地に逆の影響を与えてしまうこともあります。

 

今回は、奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島が世界自然遺産登録されたことを受けて、世界自然遺産登録が引き起こす問題について取り上げていきます✨

 

 

①オーバーツーリズム問題

通常、ある場所が世界遺産登録されると、それにより観光客が増加する傾向にあります。

 

それは地域の経済に良い影響を及ぼす一方、訪れる観光客によってその土地の環境や衛生が荒らされてしまうという反面もあります。

 

 

②外来種問題(植物)

オーバーツーリズム問題と少し関連していますが、観光客の服や靴に外来植物の種などがくっついて運ばれてくることによって、原生地の植物が危機に晒されてしまう問題があります。

 

しっかり靴底の泥などを落としてから観光しましょう。

 

 

③外来種問題(動物)

元々は人間によって持ち込まれた動物がその土地で野生化してしまった場合、駆除作業が行われることがあります。

 

実際に今回自然遺産登録された島々では、繁殖した野生のネコの駆除計画が進んでいます。

 

 

④動植物の違法採集

固有種は生息地が限定されやすいため、営利目的の大量密猟が後を立たず、種存続の脅威になっています。

 

また、捕獲の際に樹木などの破損も伴うことも多いため、生息環境への悪影響も確認されています。

 

 

⑤ロードキル問題

ロードキルとは、動物が道路で走行中に車に轢かれてしまう事故のことです。

 

観光客が増えて交通量が多くなると、ロードキルの可能性も高くなってしまうことがあります。

 

運転には気をつけましょう!

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