
ここ数年で自然災害による世界中での甚大な被害をニュースでよく見るようになりましたが、そういったニュースを見たとき、皆さんはどのように感じますか?
ある調査によると、アメリカでは70%の人々が気候変動について心配しており、そのうちの51%が気候変動に対して無力に感じているそうです。
環境が抱える負荷を将来背負わなければならない若者世代は、特にそのように感じている人が多いのではないでしょうか…
今回は、それに関連してエコ不安症について取り上げてみました。
気候変動や環境破壊。
地球規模で起こっているのでなかなか難しい問題ではありますが、あまり気負いすぎず、私たちひとりひとりが自分のできる範囲で、小さくても確実なアクションを起こして行くことが大事なのではないでしょうか。
エコ不安症とは

環境へのダメージや生態系の破壊に関して抱く恐怖。
現在や未来の気候変動や環境問題に対して不安になり、私たちの精神状態に悪影響を及ぼしてしまうことをエコ不安症といいます。
エコ不安症チェックリスト

・特に気候変動を認めない人に対して怒りや
失望
・環境問題に対する無力感
・自分が存在することへの不安
・自分が排出するCO2量に対する罪悪感や
恥ずかしさ
・憂鬱感
・強迫観念
エコ不安症の影響

先ほどあげたのは、エコ不安症の主な症状です。
そして、これらの症状は不眠、食欲の変化、集中力の低下などにつながることもあるので、適切に対処することが大事です。
対処法① 不安を認める

実際に気候変動は恐ろしいことで、それを見たり感じたりして不安な気持ちになってしまうのは自然なことです。
あまりにも不安になりすぎてしまうときには、一度その感情を認めて、ニュースなどから距離を置いてみるのもいいかも。
対処法② モチベーションに変える

不安や怒りなどを、問題解決のためのモチベーションにしてしまいましょう!
問題を認め、正しい知識を得て、その上で自分にできることをひとつずつ積み重ねることが大事なのではないでしょうか。
対処法③ 環境に優しいライフスタイルを実践

地球だけでなく、あなたの心を守るためにも環境に優しいライフスタイルを実践してみましょう。
マイボトル・カトラリー・バッグを持ち歩く、たまには車を使わず徒歩や自転車で通勤してみる、環境に配慮した商品を選ぶようにするなど、日常でできるアクションはたくさんあるはず!