捨てた電化製品がどこへ行くか知ってる?

電子ゴミの現実

Bene2021.11.13

先日紹介した「古着寄付の現実」でもそうですが、私たち先進国が過剰に豊かさを求めてしまったり、無責任になってしまうと、結局傷ついてしまうのはどこか遠くの途上国の人々な気がします。

 

それってあまりにも悲しすぎはしませんか...?

 

とはいっても、やはり生活に便利さや快適さを求めるのは当然のことですし、それで幸せになれるのであれば素敵なことだと思います。

 

なかなかバランスをとるのが難しい問題ではありますが、普段私が意識していることを紹介させてください。

 

それは、何かモノを購入する際に、その「購入」という自分の行動が一体社会にどのような影響を及ぼすのかを考えることです。

 

その全体のバランスを一度立ち止まってしっかり考え、自分が納得できる選択を積み上げていくことが大切だと信じています。

 

皆さんは普段何か意識していることはありますか?

ぜひコメント欄で教えていただけると嬉しいです。

 

 

電子ゴミとは

電気電子機器廃棄物ともいわれ、電子機器や家電製品などの廃棄物のことです。

 

主な電子ゴミとして、パソコン、ディスプレイ、スマートフォン、テレビなどが挙げられます。

 

 

驚きの電子ゴミ廃棄量

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国連Global E-waste Monitor 2020によると、2019年に世界では5,360万トンに及ぶ電子ゴミが発生し、その数はなんとわずか5年間で21%増加したことになるそうです。

 

またこの数字は、2030年までに7,400万トンへと膨れ上がることも予想されています。

 

 

回収・リサイクルされたのはほんの一握り

2019年に発生した電子ゴミのうち回収とリサイクルの対象となったのはたった17.4%!

 

しかし電子ゴミには貴金属類が含まれています。

 

そのため、控えめに見積もっても、ほとんどの国のGDPを上回る570億ドルに相当する貴金属が回収可能にも関わらず廃棄・焼却処分となっているのです。

 

 

その電子ゴミは一体どこへ

さて、回収・リサイクルされなかった残り約80%についてですが、実はどう処理されているかについての正確な追跡データはほとんどありません。

 

しかし、もしそれらが遠いどこかの土地へと「輸出」さていたとしたら...?

 

 

悲しすぎる現実

バーゼル条約といった有害廃棄物の国外越境を規制する国際的枠組みにより、表立って電子ゴミが途上国に廃棄されるケースは少ないものの、残念ながら多くの場合、再利用を目的とした「リユース品」として「輸出」されているのが現実です。

 

 

世界最大の電子ゴミ廃棄場

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アグボグブロシー


アフリカのガーナに位置するアグボグブロシー地区には、世界からの電子ゴミ廃棄場があります。そこでは収入を得るために集まってきた子供や若者がわずかな金属を手に入れるため、毎日のように電子ゴミのプラスチックを燃やしています。

 

 


引き起こされる深刻な問題


電子ゴミを燃やすときに発生する汚染物質やダイオキシン、鉛や水銀のような有毒物質により、環境汚染や近隣住民の健康被害が引き起こされています。

 

実際、現地住民の血液や母乳からは鉛やポリ塩化ビフェニルなどの有害物質が検出されています。

 

 

私たちにできること

適切に廃棄したり、今持っているものをできる限り長く使う、必要以上に買わないなどの私たちのちょっとした行動で、こういったケースを増やさない・減らすことができるのではないでしょうか。

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