まだ間に合う!!

年末の大掃除にも大活躍

環境にもやさしい重曹マスター

お掃除術5選

Bene2021.12.28

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100均でも手に入り、お手ごろ価格で幅広い用途に使える「重曹」。

 

重曹は、環境や人体に及ぼす影響もほとんどなく、海や川、温泉など、自然のよい水にはいつも重曹が溶けていて、生きものの出す汚れをきれいにしてくれます。

 

さらに、私たちの体の中の呼吸や血液・体液といった、いのちにかかわるシステムを支える物質のひとつでもあるんですよ♪

 

今回はそんな重曹を使って、普段の掃除から年末の大掃除に大活躍するお掃除術をご紹介します。

 

 

1.重曹とは

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重曹は、ベーキングソーダとも呼ばれる「炭酸水素ナトリウム」のことで、自然界に存在する素材なので、人間の体にも含まれる安全な物質です。

 

主に【医薬用・食用・工業用】にわかれており、高純度のものは医療用に使われ、純度が低いものだとお掃除などに使われます。

 

キッチンの掃除や料理に使うものなど口に入る可能性があるものは食用以上の純度がおすすめです。

 

 

2. 重曹で落ちやすい汚れ

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重曹で落ちやすい汚れは「弱酸性」のあぶら汚れ。

 

たとえば・・・

・キッチンシンクの油汚れ

・ガスコンロの油汚れ

・洗面台の皮脂汚れ

・鍋の焦げ

など

 

重曹と水を汚れに付けてこすると、クレンザー代わりにもなります。

 

重曹に熱湯を加えると発泡するので、この原理を利用して、ガンコな汚れを浮かせて落とすことも可能!

 

 

3. 重曹の使い方①電子レンジの汚れ落としに

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電子レンジの中の頑固な汚れにも重曹が大活躍!

 

 

《 やり方 》

1.耐熱コップに、水:重曹=1:1の重曹水を大さじ2杯入れ、500wで2分加熱。

 

2.そのまま15分ほど放置した後、コップを取り出す。

 

3.電子レンジの中を乾いた布で拭き取る。

 

※コップが熱くなっているので、取り出す際は注意!

 

 

4. 重曹の使い方②つけおきでらくちん♪皮脂汚れにきれいスッキリ

バスルームの湯垢は皮脂などの汚れが多く、ここにも重曹がぴったり!

 

水垢はアルカリ性のため、重曹との相性は最適ではありませんが、軽い水垢なら研磨作用で汚れを落としてくれます。

 

 

《 やり方 》

浴槽にお湯をはって、重曹を1カップほどいれて数時間そのままに。

 

つけ置きしてからブラシで擦ればピカピカに♪

 

 

5.重曹の使い方③排水口のお掃除にも!

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排水溝のヌメリやドロドロには、重曹と「クエン酸」の組み合わせが効果抜群!

 

 

《 やり方 》

・キッチンの場合

→重曹とクエン酸を1:2の割合で混ぜた粉末を用意

 

・お風呂の場合

→ 重曹とクエン酸を3:1の割合で混ぜた粉末を用意

 

 

1.排水口のゴミを取り除き、パーツを取り外す

 

2.排水口とパーツに粉末を振りかける

 

3.水をかける

 

4.発泡し始めたら約1時間放置する

 

5.水で粉末を流す

 

6.パーツを取り付ける

 

歯ブラシやスポンジを使用するとよりきれいになりますよ♪

 

 

6. 重曹の使い方④カーペットやラグの消臭

弱アルカリ性の重曹は、酸性の成分を中和してくれるので「消臭効果」もあります。

 

 

《 やり方 》

カーペットやラグなどに重曹をふりかけて、しばらく置いてから掃除機で吸い取る。

 

目安:2〜3時間後(前日の夜に撒いておくのもOK)

 

重曹にアロマオイルを加え、おしゃれな瓶に入れてガーゼなどで蓋をすれば、ディフューザーとしても活用できますよ♪

 

 

7. 重曹の使い方⑤重曹ペーストでギトギト油汚れも新品同様♪

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がんこな油汚れは、「重曹ペースト」を使って落とすのがおすすめ!

 

 

《 やり方 》

1.重曹:水を【3:1】くらいの割合で混ぜる。

 

2. 汚れにペーストをつけて擦るか、ペーストをつけてしばらく時間を置いてから(汚れによって5分~20分)拭き取る。

 

ペーストの固さは、使う場所に合わせて調整してみてくださいね。

 

 

8. 重曹が使えない素材

加工していないフローリングや桐箪笥などの木製製品、畳といった天然繊維に使うと部分的に変色してしまう可能性があります。また、アルミ製品も黒ずんでしまうので使用は避けましょう。

■ 天然素材やアルミ製品

変色する可能性があります。

 

たとえば・・・

木製製品 / 畳などの天然繊維 / アルミ製の調理器具 / アルミサッシ

など

 

 

■ 繊細な素材

研磨作用により、傷がつく可能性があります。

 

たとえば・・・

漆器や大理石 / クリスタル / シルクなど

 

また、肌が弱いひとはゴム手袋などをつけるのがおすすめです。

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