増粘安定剤(増粘多糖類)ってなに?

Bene2021.06.03


アイスクリームやジャム、ドレッシングなど、私たちの身近な食品で幅広く使われている「増粘安定剤」(増粘多糖類)

 

様々な目的から使用されていますが、その背景では懸念点もあります。

 

今回は、増粘多糖類とその安全性についてまとめてみました✨

 

 

1.  増粘安定剤(増粘多糖類)とは

 

増粘安定剤(増粘多糖類)とは、食料品に粘りを持たせるために使用される食品添加物で、糊料(こりょう)とも呼ばれます。

 

増粘安定剤は以下のように表記されます。

 

◆ 食品に粘りやとろみをつけるための

 「増粘剤」

◆ 形が崩れないようにする「安定剤」

◆ 液体をゼリー状に固めるために用いる

 「ゲル化剤」に区分

 

これらを2種類以上を使用した場合、すべての多糖類の物質名を書かずに省略し、記載可能なのが「増粘多糖類」。

 

増粘多糖類としてよく使用されている原料としては、ペクチン、グアーガム(グアガム)、カラギナン(カラギーナン)、キサンタンガム、タマリンド、カルボキシメチルセルロースナトリウム、プロピレングリコール、アルギン酸などがあります。

 

歯ごたえや舌ざわり、とろみ付けなど、お菓子から惣菜と幅広く利用されています。

 

 

2.  増粘安定剤の種類

 

増粘剤は、その由来によって「種子由来多糖類」「樹脂由来多糖類」「海藻由来多糖類」「微生物由来多糖類」「植物由来多糖類」「甲殻由来多糖類」などに分類できます。

 

◆ 種子由来多糖類:植物の種子

◆ 樹脂由来多糖類:植物の分泌液

◆ 海藻由来多糖類:海藻類

◆ 微生物由来多糖類:グラム陰性細菌の培養液

  より分離して得られたもの

◆ 植物由来多糖類:植物(果実・野菜など)

◆ 甲殻由来多糖類:エビ・カニなどの甲殻類

 

 

3.  増粘安定剤には健康面で気になるものも...

 

増粘安定剤は天然由来のものが多いですが、天然だからといって必ずしも安全とは言い切れません。

 

◆ トラントガム

マウスの実験で前胃に乳頭腫、がんの発生が確認。

 

 

◆ ファーセレラン

鶏卵1個あたり5mgを投与したところ、眼や上顎に異常が発覚。

 

 

◆ カラギーナン

マウスの実験で、結腸腺腫の発生頻度が高くなることが観察され、消化器系にガンが発生。

 

 

食品添加物には、必ずADI(1日摂取許容量)が決められているので、その範囲は守る必要があります。

 

たとえば、アラビアガムという増粘安定剤がコーラには使われています。

日常的にコーラを飲む人は、増粘安定剤や人工甘味料の摂りすぎになってしまう可能性があるので、注意が必要です。

 

また、キサンタンガムは、原料がトウモロコシ由来で、そのほとんどがGMO(遺伝子組み換え作物)だと言われています。

 

 

4.  まとめ

 

増粘剤は食品への含有量が少ないことから、直接的な病気を引き起こす要因になっているかの解明が難しくなっています。

 

しかし、動物実験では発癌性の結果などが出ていることもあり、安全性への確認はまだ不十分なところもあるので、気をつけておきたい添加物です。

 

ジャムやシャーベットなどは手軽に手作りできますので、日常の生活で工夫してみてくださいね✨

 

 

(参照)

(2ページ目)冷凍&レトルト食品やアイスなどの「増粘多糖類」は人体に危険?がんや糖尿病の恐れも | ビジネスジャーナル (biz-journal.jp)

増粘安定剤は身体に害? 食品添加物の真実 | Colorda(カラーダ) (mrso.jp)

増粘多糖類 | 製品紹介|豊かな食文化をクリエイト オルガノフードテック株式会社 (organo.co.jp)

増粘剤の麺類への応用

"カラギーナン"が危険って本当?ドッグフードにも使用されているの?|プレミアムドッグフード専門店・通販 POCHI - ポチ公式サイト

天然だからって安全じゃない! 毒性の強い天然添加物もある! (2014年3月1日) - エキサイトニュース(2/3) (excite.co.jp)

 

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