買うときにはきをつけたい!

バナナに表記された知られざる2つの意味

Bene2022.10.03

日本でもっとも消費量が多い果物といえば、「バナナ」🍌

好まれる理由には、健康的なイメージや手ごろな価格などが挙げられ、

スーパーの売り場では、たくさんのブランドを目にしますよね👀🍌

 

とくに、日本に輸入されるバナナの8割は

フィリピン産とされ、その際によく見かけるバナナについているラベルシール。

 

このバナナについているラベルシールを気にしたことはありますか?

 

実は、このシールには大切なメッセージが込められているんです。

 

  • このシールに記載されているメッセージは何なのか
  • それと合わせて、食卓にバナナが届くまでの背景や、私たちが生活に取り入れられる選択は何なのか。

 

いっしょに見ていきましょう!

 

 

1.バナナに貼られたラベルのメッセージの意味

ラベルに記載されている番号はPLUコード(Price look up code)と呼ばれ、IFPC(International Federation For produce Standard )という団体が管理し、アメリカ/カナダ/ニュージーランド/南米/ノルウェーなどで使われています。

 

実はこのPLUコード、バナナだけでなく輸入のリンゴやキウイ、オレンジ、レモンなどの輸入果物や野菜への数字表記が義務付けられています。

 

2.ラベルの見方

このシールの中に表示されている4桁の番号を見ることで、どんな背景で作られたバナナなのかが簡単に見分けることができます。

 

  • 4桁で3か4で始まる番号=化学肥料農薬を使用して栽培されたもの
  • 5桁で九で始まる番号=オーガニックで栽培されたもの/化学肥料や農薬なし

 

※5桁で8で始まる番号=遺伝子組み換え作物もありましたが、

PLUコードを管理するIFPSが2015年7月のニューリリースでこの制度をやめることを発表したそうです。

 

3.食卓にバナナが届くまでの背景その①「農薬」

多くのバナナに使用する農薬「空中散布」

この農薬は風に飛ばされ洗濯物にまで飛散してしまうなど、周辺住民の生活を脅かしているとも言われています。

 

元々バナナのプランテーション(大農園)は低地平野が中心でしたが、だんだんと高知栽培が広がり、それによって空中散布はより深刻な問題に。高知では民家とプランテーションの間が近いため、より農薬の被害による皮膚疾患や内臓や呼吸器疾患などのリスクと隣り合わせなのが事実です。

 

4.食卓にバナナが届くまでの背景その②「企業と生産者の不平等な契約」

 

多国籍企業と生産者の契約が「不平等」であることが問題となっています。

その背景とは

  • 買取価格は企業が一方的に決定
  • 企業契約期間は15〜30年と長期契約
  • (企業側には契約を自動的に更新する権利があり、30年間同じ契約に縛られることもありその間、買取価格は変わらない)
  • 一日中働いても、生産者が手にできるのは地域の最低賃金以下など

 

そのほかにも、病気や害虫の対策費、加工費、資材費なども差し引かれたり、輸出途中でバナナに傷がつけば返品され、そのコストも生産者の負担がほとんどだそうです。

 

 

5.エシカルなバナナの選択

これまでご紹介してきたことを踏まえ、できる限りラベルに書いてある「9」で始まるものを選択したいですよね!

そのほかにも、認証ラベルがついているバナナを選ぶのもおすすめです。

 

認証ラベルの選択

また、発展途上国の貧困な労働者の生活改善と自立を支援する「フェアトレード」

持続可能な農園で栽培された作物に与えられる「レインフォレスト・アライアンス」など

 

農園が抱えている問題を知り、一人一人が無理なくできる範囲で小さく消費行動を変えていくことが大切です。

 

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